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社会福祉士【生活相談員】のやりがいと仕事内容をレポします!

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生活相談員の女性

こんにちは!草人です。

私が社会福祉士の国家試験に合格したのは平成30年です。

そこから2年程経って実は最近ようやく社会福祉士として働き始めました。

勤務先はデイサービスで、生活相談員として仕事をしています。

私もそうでしたが、社会福祉士って実際のところどんな仕事をするのか、ピンとこない方も多いかと思います。

それは一口に社会福祉士と言っても、ソーシャルワーカーやケースワーカー、支援相談員や生活相談員など呼ばれ方や仕事内容も多岐に渡るからだと思います。

今回私は生活相談員として就職することができましたので、そのお仕事の内容を1日の流れにまとめてご紹介しようと思います。

生活相談員になりたい方や、これから社会福祉士の資格を取ろうか迷っている方の参考になれば幸いです。

 

 

生活相談員ってどんな人?

まず始めに生活相談員とはどんな職業人のことなのでしょうか。

生活相談員とは、高齢者・障害者関係の福祉施設の利用者やその家族を対象として、家族関係の問題や経済的問題、精神的な悩みなどに対する相談援助業務を行う専門職員です。
事業別人員基準においては、通所介護、短期入所生活介護、特定施設入所者介護、介護老人福祉施設などに必要であると定められています。

e介護転職より引用 https://www.ekaigotenshoku.com

生活相談員はその名のとおり、相談をメインに行う専門職員です。

利用者の生活上の困難や不安の相談にのり、その家族に対しても施設の利用や入居に関する相談や説明を行います。

またケアマネージャーや医療機関、自治体などとの連絡・調整も生活相談員の大切な仕事の1つです。

デイサービスの生活相談員の1日の仕事内容

クローバーと家

ここでは私が実際にしている生活相談員の仕事内容を紹介します。

私が働いているのはサ高住に併設されているデイサービスです。基本的にご利用者様はサ高住に入居されている方だけですので送迎の仕事はありません。

 

8:30 出社

メール確認・前日の仕事の引継ぎ確認

 

8:40 バイタルチェック

ホールでご利用者様の体温と血圧を測ります。顔の色や体調に変わりがないか確認します。もし異常があれば看護師に知らせ、その日の入浴は見合わせ必要があれば病院を受診できるように手配します。

 

9:00 朝礼

前日の夜勤担当者から申し送りを受け、服薬状況や異変などないか報告を受けます。

(サ高住併設のため夜勤者がいますが、普通のデイサービスは夜勤はありませんし、実際生活相談員の私も夜勤はしていません)

看護師から今日のバイタルで気を付けるべき人の報告を受け、またその日の受診や訪看の予定を確認します。 

 

9:15 体操

ご利用者様の体力や機能維持のために毎日体操と脳トレをしています。

体操は座りながらできる全身体操や、チューブや棒を使用して行っています。

この時に機動性について変わりがないか観察します。

 

10:00 脳トレ

脳トレは間違い探しや計算問題、クロスワードや漢字の問題などをプリントに印刷して各自のテーブルで解いてもらいます。解けた方から答え合わせをし、認知機能などに変わりがないか観察します。

 

ご利用者様がプリントの問題を解いている間に、相談員はデイ日誌に記載されている今日のバイタルや服薬状況、入浴の有無について会社のシステムに入力します。

お風呂から上がられた方の髪を乾かしたり、ご利用者様とコミュニケーションを取ったりもします。

 

11:30 雑務や配膳の手伝い

雑務はエプロンやおしぼりの洗濯をしたり、テーブルの消毒を行ったり、洗面台を掃除したりなどします。12時にご利用者様の食事が始まるので、配膳もします。

 

12:00 昼食 

職員が交代で休憩に入ります。大体雑談しながらご利用者様の状況について情報の共有をしています。

 

13:00 事務仕事

午後からはようやく生活相談員の事務仕事を行います。箇条書きにするとざっと以下のような感じです。

 

・日誌の作成

デイ日誌や食事量排せつ量チェックなど毎日使う書類の作成及び印刷

 

・午前中の続きでご利用者様の今日の様子についてシステムへ入力(口腔ケア、排せつ有無、食事量など)

 

・利用者基本台帳、通所介護計画、アセスメントシート、フェイスシートの作成

新規利用者がいる場合や継続利用者に対しては定期的に作成

 

・毎月ケアマネージャーから送られてくるサービス提供表の入力・照合

 

・モニタリングの作成

毎月末にケアマネージャーにご利用者様の1ヶ月間の状況や過ごし方や介護計画は達成できているかについて文書で連絡

 

・ボランティアや散髪サービスの依頼など他機関とのやりとり

 

・おむつや備品の発注

 

14:00 レクリエーション

日替わりで様々なレクリエーションを行っています。パターゴルフ、魚釣りゲーム、お菓子作り、習字、ボーリング、お手玉崩し、積み木、マグネットダーツなど。

その他にも月2回ボランティアの方を招いて、歌謡ショーや尺八や琴の演奏、手品などをしていただきます。

 

15:00 ケース記録入力

今日1日、各ご利用者様がどのように過ごされたか、入浴時の出来事や食事の量、会話の内容、体調の良しあし、参加意欲などについて1人ずつケース記録を作成します。

 

16:00 提供表の突合せ

毎月ケアマネージャーから各ご利用者様の1ヶ月分のサービス提供表が送られてきます。その提供表と見比べ、本日予定通りに入浴などサービスを提供したかどうか突合せを行います。できなかった場合はなぜできなかったのか、理由を最後の本社への業務報告で行い、月末にまとめてケアマネージャーに報告します。

 

17:00 業務報告書作成

本日の業務報告を本社にメールで報告します。内容としては、デイサービスの利用人数、利用時間、入浴者数、職員体制、見学・営業・問い合わせ件数、職員所感について報告します。

 

17:30 退社

 

大体1日の流れは以上のようになります。

この他にもお掃除当番やお風呂当番もローテーションで入ってくるとそちらも行いますし、合間などに来客や電話応対、ご利用者様やご家族のお話も伺います。

月末月初は特に事務仕事が多いので1日中事務仕事の日もあります。 

生活相談員の仕事のやりがい

やる気のある女性

実際に生活相談員として就業した私が感じる仕事の所感です。 

迷っていたけど、やって良かった

私は社会福祉士の国家試験に合格してもすぐには社会福祉士にはなりませんでした。

なぜかというと福祉や介護の仕事は大変できついとよく聞き、ためらいがあったからです。

またこれまで全然違う仕事をしていたため、実際に他人の排せつ介助やお風呂介助、送迎などの業務に対しても抵抗がありました。

しかし様々な迷いがありましたが、今は生活相談員をやっていて良かったなと感じています。

それはやはり人の役に立っているという感覚が強いからだと思います。

 

言われて嬉しかったこと

朝、ご利用者様に挨拶すると、「あんたがおるから私は嬉しい、今日は1日楽しく過ごせそうや」と言われたことがあり、とても嬉しく思いました。

またご利用者様が帰る時や何かお手伝いした時には「ありがとう」と言われます。

優しい言葉をかければ優しい言葉を返してくれます。

こんな言葉を言われるとまた明日も頑張ろうと思えます。

 

そして最初はご利用者様に何かをしてあげるという感覚があったのですが、今では逆にむしろ温かい気持ちをいただいていると感じています。

このように福祉の仕事をしていると、自分の心が温かくなるのを感じます。

 

事務職から生活相談員に転職して思うこと

私はこれまでは企業の事務の仕事ばかりをしてきたので、このような感覚になることはありませんでした。

事務の仕事をしていた頃は、この書類作成は何のために役に立つんだろうとか、本当にサービスを必要としていない人にまで営業をしたりもしていました。

その点生活相談員の仕事は、この仕事にどんな意味があるのか、誰のために役に立っている仕事なのかが感じ取りやすいです。

目に見えやすい仕事ゆえ、やりがいも素直に感じることができる仕事だと感じています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は私が働いている施設の生活相談員の仕事内容について紹介させていただきました。

結論から言うと、生活相談員になって良かったですし、社会福祉士を目指している方はぜひ実際に仕事に就いてみられることをおすすめします。

ただ、生活相談員として雇われていますが、相談事というのはあまりなかったりするのが現状です。

特に介護度が高い施設は意思の疎通も困難なご利用者様が多いので相談業務よりは事務的な業務が多いかと思います。

そして実際は生活相談員と言えども介助員との線引きはそれほどなく、忙しかったり人手が足りなければ介護業務にも入ります。

また私のように排せつ処理や送迎などに抵抗がある方はしっかり線引きされている施設を選ぶと良いかと思います。

私が今勤めているところは送迎はなして排せつ処理もほぼやらなくてもよく、割合として事務7割、介護3割といった感じで仕事をしています。

参考までに私の友人の生活相談員も似たような仕事内容だと言っていまして、もし相談業務や他機関連携などの学校で習ったTHE社会福祉士的な仕事をメインでされたい方は医療ソーシャルワーカーの方がよいそうです。

これから社会福祉士になろうとしている方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。